NM3 & M3

NM3とM3は、液体、固体、気体の体積を測るのに使われる単位で、m3は立方メートル、NM3は標準立方メートルです。立方メートルとは、一辺が1メートルの立方体に含まれる物質の体積のことです。体積測定は、デザイン、**、実験のあらゆる場面で重要な役割を担っています。物質の体積はどんな条件下でも一定ではなく、圧力や温度によって変化するため、体積の規格を設けることが重要です。

標準立方メートル

固体の体積は温度や圧力によって大きく変化しないが、液体や気体ではその変化が大きい。NM3は、0℃または273℃K、1気圧または1013.25mbarという通常の条件下で物質が占める体積の標準値であり、この標準値を用いて設計を行うことが重要なのである。

立方メートル

立方メートルとは、一般的な圧力と温度で物質が占める体積のことである。液体や気体の体積は、温度と圧力によって大きく変化する。体積は温度に正比例し、圧力に反比例するので、圧力を一定にして物質の温度を上げると体積は大きくなり、温度を一定にして圧力を上げると体積は小さくなります。つまりM3は、ある温度と圧力で物質が占める体積の立方メートルということになる。この体積測定は、流体力学や空気力学において、極端な温度や圧力条件下で動作しなければならないパイプ、ノズル、航空機の翼、その他多くの工業製品の設計に重要である。