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ウルトラハプティクス社は、CESにおいて、最新の空中触覚技術のデモンストレーションを行い、再び来場者を驚かせました。
宙づりハプティクスとは、超音波を使って目に見えない「浮遊感」のある3Dの形状や質感を作り出し、人々がそれを感じたり操作したりできるようにする技術のことを指します。
同社は、市販の振動子を使って超音波を発生させ、独自の知的財産を応用して、振動子が空間的・時間的に浮遊する形状を作り出すのに必要な速射出力を可能にした。この技術は、ハードウェアやOSに依存しない。
Ultrahaptics社は、この技術がいかに重要な分野に貢献できるかを熱心に説明し、ショールームではいくつかのデモ機で遊んでもらいました。
最初のデモでは、中間触覚を使ってスクリーン上のメニューを操作しました。ウルトラハプティクスは、この実装が最終的に、特に公共の場でのタッチスクリーンに取って代わることを期待しています。公共のタッチパネルは、指紋や無菌状態を保つのが難しいことで有名です。
従来のタッチスクリーンと比較した場合の2つ目のメリットは、フィードバックです。タッチパネルを使用する場合、入力した内容が正しく理解されたかどうかがわかりにくいことがあります。ハプティック技術により、ユーザーは自分の行動の成否を振動などの感覚で知ることができます。
2つ目のデモで遊んだのは、バーチャルカーです。センサーは、ギアスティックに相当する場所に配置されています。上方に超音波ビームを照射し、指やピンチ、「マイクダウン」などのジェスチャーで、音楽の音量、ファン、温度、衛星ナビゲーションなどを操作することができます。
ハイパータクティル技術は高速に動作するため、ハプティクスと画面上の画像や他のディスプレイを組み合わせることができます。車の運転の場合、ドライバーが入力した内容をHUDのフロントガラスで確認できることを意味します。コントロールノブやダイヤルなどの一般的な車載操作部を見下ろすよりも気が散ってしまうからです。
出発前に、同社のコマーシャル・ディレクターであるサウラブ・グプタ氏に話を聞いた。空中触覚は、私たちのあらゆる機器や身の回りのものとの関わり方を変えていくだろうと主張したのです。今日のデモを見る限りでは、その言葉を信じたいところです。