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Twitterは、ユーザーがツイートをリツイートする代わりに引用することを推奨するプロンプトを削除しました。つまり、リツイートする際に余計な手間がかからなくなるのです。
Twitterは2020年10月にリツイートのブロックを開始しました。このプラットフォームでコンテンツをリツイートしようとすると、ツイートを引用するよう求めるプロンプトが表示されます。
米国大統領選挙を前に、誤報に対抗するために考案されたもので、Twitter社は、ユーザーがより思慮深く、有益なツイートを生成できるようになることを期待しています。
Twitterのサポートスタッフは、「引用ツイートは増えたが、引用ツイートの質はプラットフォームが期待していたほどではなかった」と、調査結果をまとめたツイートを投稿しています。
この間、Quoteツイートの45%が一言の肯定コメントのみで、コメントの70%が25文字以下と、ユーザーが気の利いたコメントをつけるどころか、むしろそのような状況になっています。また、プラットフォーム全体のコンテンツが20%減少したため、Twitterは引用ツイートプロンプトを削除することが最良の選択であると考えました。
思うような結果が得られなかったとはいえ、Twitter社は完全に諦めたわけではありません。それは、「より思慮深い増幅を奨励することを約束する」ことに変わりはなく、「複数の解決策」を必要とする可能性があることを指摘しています。
Twitterはすでに、リツイートする前に投稿を読むようユーザーに促しており、この働きかけが実際にメッセージの投稿率向上につながることが分かっています。つまり、この機能は今後も続くということです。