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YouTubeでは現在、継続的な機能実験の一環として、動画に自動的にチャプターを追加する機能をテスト中です。これらのチャプターは機械学習によって生成され、編集にかかる時間を短縮し、視聴者が動画を見やすくなるように工夫されています。
チャプターは、2020年5月に一般公開が開始された、YouTubeの比較的新しい機能です。動画をセクションに分割し、動画にコンテクストを与え、視聴者が特定のセクションにジャンプできるようにするものです。
視聴者としては、デスクトップとモバイルの両方で、ビデオのプログレスバーに表示されるセクションを確認することができます。プログレスバーにカーソルを合わせたりドラッグすることで、異なるセクションやサムネイルプレビューを表示することができます。
これまで、動画をアップロードする人は、動画にセクションを手動で追加する必要がありました。これは、これらのセクションにタイムスタンプと対応するタイトルのリストを追加するものです。
この機能を利用するには、ビデオに3つ以上のタイムスタンプがあり、各チャプターの長さが10秒以上である必要があります。
YouTubeのコミュニティで詳しく紹介されているように、製品チームはビデオのチャプターを自動的に生成する機能を実験しています。
これにより、クリエイターは動画アップロード後に手動でチャプターを追加する必要がなくなり、大幅な時間短縮が可能になります。
チャプターは、映像内のテキストを認識する機械学習によって自動的に追加されます。ですから、もしあなたが組織的な編集者で、すでに動画にタイトルシーンを入れているならば、この新機能の恩恵を大いに受けるはずです。
この機能は、現在、多くの動画でテストされていますが、アップデート投稿には例が示されていません。
あなたのビデオがこの機能に含まれ、あなたがオプトアウトまたはフィードバックを提供したい場合、このGoogleフォームから行うことができます。
初日から、この機能が不評なのは間違いない。とはいえ、YouTubeにとっては素晴らしいイノベーションのようです。同社はすでにビデオキャプションや翻訳など、他の分野でも自動生成を活用しており、ビデオチャプターの発売も理にかなっていると思います。
近年、YouTubeの動画がどんどん長くなっている傾向にあるのをご存じでしょうか。これは、クリエイターがお金を稼げば稼ぐほど、動画が長くなっていくからです。そのため、チャプターや、動画の特定の部分をブックマークして共有する機能などは、動画をより見やすくするために欠かせない機能です。