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メッセージはオープンでもセキュアでもよい(ただし、おそらく両方は不可)

人はコミュニケーションにおいて、開放性と安全性の両方を重視しますが、これらの目標は目的をまたいでいる可能性があります...。

人はコミュニケーションにおいて、開放性と安全性の両方を重視しますが、これらの目標は目的をまたいでいる可能性があります。

電子メールが優れているのは、オープンであること、つまり誰もプロトコルそのものをコントロールできないことです。そのため、例えばOutlook.comをGmailアカウントのユーザーにメールすることができます。しかし、このオープンさが暗号化通信を厄介なものにしています。暗号化されたメールを送ることは可能ですが、設定が面倒なので誰もやりません。

関連:なぜ誰も暗号化メールを使わないのか

しかし、何百万人もの人がWhatsappやAppleのiMessageなどのサービスを利用して、毎日暗号化されたメッセージを送っています。誰かがコーディネートしてくれるから楽なんです。つまり、鍵の管理をすることなく、暗号化された通信を行うことができるのです。オープンでなく、これらのサービスが一元的に管理されているからこそ、このような使いやすい暗号化が可能なのだ、と言えるかもしれません。

ストラテジー誌に寄稿しているBen Thompsonです。

つまり、Appleが両端のクライアントと中間のサーバーのすべてをコントロールするからこそ、一般市民が大規模に暗号化を実現できるのです。WhatsAppやその他の暗号化メッセージングサービスでも同じことが言えます。クローズドであることで、エンドツーエンドの暗号化が実際にスケールアップして使えるようになります。

トンプソン氏は次に、オープンなプロトコルを目指しているため暗号化の対象になっていないSMSを代替するグーグルの計画に踏み込みます。記事全体が面白いアイデアでいっぱいなので、ぜひご覧ください。

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