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HTCはVive Focus Plusの発売を発表したばかりで、バーチャルリアリティの世界に、またひとつエキサイティングなハードウェア製品が誕生しようとしています。この新型ヘッドセットでは、Vive Focusに新たに2つのコントローラを追加し、バーチャルリアリティ体験の可動域と自由度を高めています。
Vive Focusと今回発売されたFocus Plusは、スタンドアローンのバーチャルリアリティ機器であることがポイントです。つまり、ハイエンドPCでなくても、フロントエンドでスマート**な接続ができるのです。その代わり、Oculus Questのように、バーチャルリアリティ体験に必要なものがすべて付属しているヘッドセットです。
実際、HTCの新しいヘッドセットは、Vive focus Plusに付属する新しいコントローラーをメインに、Oculus Questに直接対応するような感じになっています。初代フォーカスのコントローラーと比較して6自由度(初代フォーカスは3自由度のみ対応)、つまり動きながら追尾することができるのです。これにより、HTCのスタンドアローンヘッドセットは、FacebookのOculusと同じ土俵に立つことになります。
この2つのコントローラに加え、HTCは新しいものが初代Focusに非常に近いものになることも発表しています。Qualcomm Snapdragon 835プロセッサを搭載し、2880×1600のAMOLEDディスプレイを搭載しています。
本体では、ヘッドホンが額のより多くの部分に触れるように若干の調整を行い、重量をより均等に分散させることで、より快適なモバイルデバイスを実現しています。
従来のFocusと同様、購入者はViveportオンラインショップにアクセスし、新しいアプリをヘッドセットにダウンロードすることができます。
Focus Plusの特筆すべき点は、コンシューマー向けのデバイスとは言い難いことです。その代わり、HTCはこのデバイスを企業向けとしています。
HTCは、第2四半期に発売するとだけ発表し、正確な発売日は発表していません。
価格は未定とのことなので、これからのバーチャルリアリティがどれほどのものになるのか、楽しみに待ちたいと思います。